
| 06/25/2011 01:40 PM | ||
| 米国企業リクルーターに聞いてみようシリーズ 『就職に役立つレジュメとは?』 | ||
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地元企業のリクルーティングマネージャを勤めるアンジェラに、企業の採用の立場から見る英文レジュメについていろいろと質問をしてみました。
アンジェラはこのAdaquestのリクルーティングマネージャ(責任者)として、あらゆるネットワーキングやオンライン上から企業のニーズにあった人材を探し出してくる、いわば『人材サーチのプロ』なのだ。 おそらく彼女がこれまでに目を通してきた英文レジュメは優に数千件を超えるでしょう。。 そんな彼女に、『リクルーターはどんな目線でレジュメを見てるのか?』など、就職活動をするビジネスマンには正直とっても気になる素朴な疑問をいろいろとぶつけてみました。 ちなみに彼女は(余談ですが)かなりフレンドリーで、さらに見た目もモデル並みの長身と美貌(ジュリアン・ムーア似)の持ち主・・はじめてお会いしたときは正直度肝を抜かれました・・。 ここからが本題。 私:ではアンジェラ。コーポレート・リクルーターの立場から、採用候補者の選定においてどんなプロセスでレジュメをスクリーニングするか簡単に教えてくれませんか? Angela: まずはね、私たち採用を担う立場の人間は『求められる人材』を徹底的に理解するわ。だから採用の依頼側から渡されるJob Discription を読み込んで、さらに絶対にはずせない”キーワード”を絞り込むの。 ここの絞込みがとても重要。例えばどんなバックグラウンドの経験が最低何年必要か?とか、どんなQualificationが求められるか、といったキーとなる情報をリストアップするわね。 Job Discriptionにある”Requirement"にある条件のうち少なくとも3つぐらいのキーワードには対応している必要があるわ。具体的にいうと”Project management experience- minimum 4-5 years" とかいうように最低これぐらいって書かれているところなんかは重要なキーワードになる可能性が高いわね。 あとは、技術系のポジションについては、特に関連する技術のネーミングや使えるソフトウェアの名前などはキーワードに引っかかるようにミススペルなくきちんと書いておくことがまず何より大事ね。 それと・・たまに応募者でJob Discriptionをあまりちゃんと理解できていない人がいるのよね。確実に必要条件に見合っていない応募者も居るし。そういうのは気をつけなきゃいけないわ。まずは、応募するのであれば、ちゃんとJob Discriptionを理解していることは第一条件。それは応募する側の、企業に対しての最低の礼儀だと思うわ。 でも逆に、こんなケースもあるの。 必要とされるQualificationには少し足りていないというのは、応募者のほうが理解しているんだけど、それをわかった上で、『でも自分にはこんなに強い情熱があって、○○○ができる!』ということを熱心に説得しようとしているカバーレターが付属されている、そんなケースは『ああ、この人にあって話を聴いてみようか』と思ってもらうひとつのきっかけになったりするものよ。自分がなぜこのポジションに応募しているかというのを伝えるのはとても大事なことだし、意味のあることだと思うわ。 私:なるほど。確かにそれは重要ですよね。レジュメ以外に何かチェックするものはある? Angela: SNSね。最近は本当に広く使われているツールよ。レジュメでは読み取れない情報、例えばその応募者のパーソナリティとかってSNSには結構強く出るし、写真でその人物の雰囲気もわかる。採用側の企業文化や企業カラーにマッチするかなんてこともLinkedInなどのSNSでチェックするわ。特にここ数年、SNSを使ってサーチするリクルーターの数は急増しているわ。LinkedInなんかは信頼できる情報ソースなのは確かよ。 話はレジュメに戻るけど、レジュメにもパーソナリティって結構強く出るのは事実ね。 やっぱり妙に長いレジュメを書いてしまう応募者って多いんだけど、大体が『自分のいいたいことだけど延々と書いてしまっている』ケースね。こういう場合、私たちリクルーターが知りたいと思う情報が十分じゃなかったり欠けていたり・・要は『自分の歴史』のようになってしまう傾向があるわ。 でもレジュメはそうじゃない。 採用する側がほしいと思う情報をきちんと書くこと。相手の顔を思い浮かべながら書くことができる人って、やっぱり内容がまとまっているし、必要が事がシンプルに書いてある。 採用する立場から言えば、よりシンプルに、必要な情報を、的確に書いてほしい、というのは常に感じることね。 これ、うちの会社で使っているレジュメフォームんなんだけど、あなたに見せるわね。 ※実際Angelaはフォームを見せてくれました。ものすごくシンプルにいうとこんな情報が”ちゃんとした英語で”しっかりと書いてあることが重要だそうです。 Describe the candidate’s relevant experience as it relates to the specific job in 3-4 sentences. Relevant Professional Experience: (company), (city), (state), (start date as mm/yy) – (end date as mm/yy or “present” if still there) (job title)
こんな風に、簡潔に、シンプルに、でもそのポジションに関連して『私は何ができるのか?』をきちんと経験とスキルで伝えてくれるレジュメが私としては『良いレジュメ』だと思うわ。 それは長い必要はないの。細かいことはリクルーティングの段階、面接で聞けるんだから。 あとは、『なぜ私はこのポジションに応募したのか?』というObjectiveがはっきりしている事。 それはレジュメにはきちんと書いてある必要があるわね。 私:他に何か、レジュメを書く場合に気をつけるべきことってありますか? Angela: そうね・・。あとは、事実ができるだけTangibleに書いてある事かしらね。 数字できちんと事実を裏付けることって大事ね。 例えば、どのくらいの経験年数があるのか?どのくらいの数のプロジェクトを経験したのか?何人ぐらいの規模のチームをマネージしたのか?など、Tangibleに書くほうがやっぱり印象が強いわね。 あとは・・レジュメだけに限らず、仕事を探している人にアドバイスとしては『Network,Network and Network!』ね。とにかくネットワーキングはどの時代を経ても大切よ。 仕事を探している人はできるだけ多くの人に『自分はこんな仕事を探してるんだ』っていっておく事。オープンになってないポジションって意外と多くあって採用側が『誰かいい人いない?』という、人の探し方ってまだまだ多いものなの。 だから、是非おっくうがらずにネットワークイベントに出席したりとか、仕事上の付き合いのある人に自分のレジュメを渡しておくのもお勧めできるわ。私の周りにもそうやって良いポジションを見つけた人もいっぱい居るからね。 私:ありがとうAngela.きょうは盛りだくさんの話が聴けて非常に参考になりました。 Angela: そういえば、●●●でMarketing Analystのポジションの人を探してるんだけど、あなた誰かいい人知らない?? ということで、リクルーターの鏡ともいえる最後の質問でインタビューを締めくくってくれました。 お役に立ちましたか? |